
15日夜に由良町門前、臨済宗鷲峰山興国寺(山川宗玄住職)で行われる火祭りの灯籠焼きに向け、11日、檀家で羽山表具店勤務の岡良次さん(62)と妻の裕加里さん(60)が大灯籠を奉納した。
岡さん夫婦による大灯籠の奉納は21年目。全長約4㍍で、ヒノキと和紙で作られている。上部には同寺の紋「笹竜胆(りんどう)」や花をあしらい、側面には「南無阿弥陀仏」の切り抜き文字や網状の飾りを施している。
良次さんは「災害の被害が少しでも少なくなるよう、また皆さんの健康と世界平和を願いたい」と話していた。
火祭りは、開山以来750年以上続く盂蘭(うら)盆会の精霊送りの行事。午後8時から法堂での法要後、無常堂で土俑(どよう)と呼ばれる長さ4・2㍍、重さ約150㌔の大たいまつを檀家の青年が1人で担ぐ「土俑担ぎ」が、昨年に続き行われる。最後は灯籠焼きで、大灯籠を皮切りに、檀家が持参した切子灯籠などが大きな炎を上げて燃え上がる。


