全国高校総合体育大会柔道競技が、6日から和歌山ビッグホエールで開幕。4日目の9日には女子個人戦3階級が行われ、52㌔級で切目中学校出身で桐蔭高校1年の井口苺心礼(もこあ)選手が3位入賞した。得意の寝技に加えて投げ技も冴え、1年生ながら上級生を次々と倒して初のインターハイで結果を残した。

1年生ながら初のインターハイで3位入賞し笑顔の井口選手

 48人がトーナメントで争った。井口選手は1回戦、開始47秒に巴投げで1本を決めて勢いにのると、2回戦はまたも巴投げで有効を奪い、そのまま得意の肩固め、3回戦も肩固めで一本。準々決勝は互いにポイントなくゴールデンスコアに突入。一進一退の攻防が約4分続き、右背負い投げで有効を奪って勝利した。準決勝も互いに決め手を欠く接戦となったが、指導2個で僅差負けとなった。

 父が柔道のコーチ、姉、兄も習っていた影響で小学1年から印南町の久保井塾で柔道を始めた。中学生では1年で40㌔級、2年は44㌔級で全国大会に出場。2年ではベスト16入りを果たしていた。桐蔭に進学後も柔道を続け、6月の県高校総体で優勝。高校最高峰の舞台で堂々の入賞を果たした。「(地元開催で)たくさんの応援のおかげで1年生から3位入賞することができた。もっと上にいけるように、日々練習に励みたい」と話している。

 女子48㌔級では紀央館の蛯子聖莉奈(1年)、中田奏(2年)の両選手がベスト16。蛯子選手は1回戦、2回戦とも横四方固めで勝利。中田選手は2回戦から登場し、有効勝ちした。女子57㌔級の紀央館2年の尾﨑颯代選手は初戦で敗退。紀央館は女子団体にも出場したが、初戦で敗れた。最終日の10日は女子個人戦4階級が行われている(結果は後報)。