算数セットやそろばん、習字用具、裁縫セット、彫刻刀などなど、保護者が購入しないといけない小中学校の補助教材は結構たくさんある。しかし例えば、裁縫セットは家庭でも役に立つが、算数セットは小学校低学年のときにだけ使って、その後はこれといった使い道がなく、しばらく家に置いておいた末にきれいなまま捨ててしまうことになり、正直もったいないと思っていた。
その点について、ようやく今、文部科学省が動き出してくれた。全国の自治体や教育委員会に、これら補助教材を学校の備品として整備するよう検討を求めた。学校の備品としてくれれば、保護者の経済的負担は減るし、まだ使える教材を無駄に処分することもなくなる。ぜひそうして欲しい。
体操服や通学かばんなど学校指定品についても同省は、色や素材が一定の仕様を満たせば、学校指定品よりも安価な市販品の使用を認めるなど事例を挙げて、見直す検討を求めた。物価高が続くなか、保護者としてはこれも助かる話。前向きに進めていただきたい。
和歌山県でも、保護者にうれしい制度がある。今年度から、高校生等の奨学給付金の給付対象が拡大された。授業料以外の教育費負担を軽減するためのもので、返還の必要がないのがとてもありがたい。高校生になると、小中学生以上にあれこれと入用。うちの高校生の息子も陸上をやっていて、ジャージ代、シューズ代、大会出場費、合宿費など諸々お金がかかる。こういう給付金があると誠に助かる。保護者の収入等の条件はあるが、昨年度は対象外だった方でも今年度は該当する場合があるので、高校生等を持つ保護者のみなさんは、確認の上、申請しましょう。(亜)

