上戸さんの絵を手にする仲さん。後ろは中村さんの絵

 日高川町山野のカーショップ、株式会社リレイションズ(仲とも子代表取締役社長)では、店内にボランティア団体すまいるず・プロジェクトのメンバー、上戸一輝(かみと・いつき)さん(26)=日高川町=と中村亮太さん(17)=日高町=の絵画作品を飾っている。

 すまいるず・プロジェクトは、知的障害のある人たちを中心に余暇の充実、自立、仲間づくりをテーマにサポートしているボランティア団体。今年は「すまいる・アートプロジェクト」として、アート作品を通じた社会参加を目指している。メンバーの上戸さん、中村さんは定期的に美浜町三尾のアトリエビアンコで作品を制作しており、3年前には2人を含むメンバーらが御坊市御坊のぎゃらりーなかがわで作品展を開催した。

 今回展示されている上戸さんの作品は、オリジナルキャラクターの「イケメン猫」を描いたカラフルな絵。中村さんの作品は同店に合わせ、大好きな車を用紙いっぱいに緻密に描いた「Ryоtaの車図鑑」。

 車部門責任者の仲修平さん(44)は「自由な感性で描かれた『イケメン猫』にスタッフも癒やされ、『車図鑑』は細部まで表現された車の絵が来店されるお客様にも喜ばれています。これからも、アールブリュット(美術教育を受けていない人たちによる芸術)の作家さんの社会参加を応援したいと思います」と話している。