体育館に整備されたスポットクーラー( 湯川中 )

 御坊市は災害時の避難所となる市内6小学校と4中学校の体育館に各2台ずつ計20台のスポットクーラーを設置した。先月28日に発生した令和8年熊本地震でも真夏の避難生活で熱中症対策が大きな課題となっており、もしもの場合の避難者の健康被害防止へ整備した。

 スポットクーラーは工事不要で移動できる、特定の場所を冷やすための小型のエアコン。市は第5次総合計画に基づく実施計画(2026年度から3年間)の中に、災害時の避難所としての役割を担う体育館への空調設備整備(約4億円)を盛り込んでいるが、いまのところ実施時期や詳細な事業内容は検討中となっており、まずはスポットクーラーを設置することになった。

 整備場所は御坊、湯川、藤田、野口、塩屋、名田の6小と御坊、湯川、河南、名田の4中。国の地域未来交付金を活用。事業費は873万8400円。災害時だけでなく、平時の熱中症対策として学校教育や社会体育団体などの学校施設使用者も使用できるようにしている。御坊市と日高川町との組合立となる大成中の体育館については、事務局がある同町教育委員会によるといまのところスポットクーラーの予定はなく、空調設備の整備を検討している。