不安定な中東情勢による急激な物価高の影響で、入札が不調に終わった印南町の統合中学校建設工事の再入札が22日、役場で行われ、和歌山市の株式会社小池組(小池康之代表)が45億8334万8000円(税込み)で落札した。予定通り2028年4月開校へ向けて、28日に臨時議会を開いて工事請負契約の締結を提案する。
先月10日行われた入札では、6社が参加したが、いずれも予定価格の39億5000万円(税抜き)を大きく上回り、入札不調で終わった。町ではその後、建設資材の高騰などに対応し、6億3690万円を追加する補正予算を6月定例会に追加議案として提出し、可決されて今回、再入札が行われた。12社が参加した。
建設地の造成は完了しており、無事落札業者が決まったことで、今後は2カ年かけて校舎の建設に取り掛かる。校舎は鉄筋コンクリート2階建てで普通6教室、全校生徒が一同に利用できるランチルームのほか大階段、エレベーターなどを完備。グラウンドは直線で100㍍取れ、テニスコート4面も併設し、地域にも開かれたスポーツ環境を整備。災害時には避難所として利用し、防災拠点としても機能させる。


