第108回全国高校野球選手権和歌山大会は8日目の18日、第1試合の2回戦で紀央館が串本古座と対戦。中盤までは接戦となったが、好機を着実に得点につなげてじわりと差を広げ、エースも好投。投打ががっちりかみ合い、6年ぶりの初戦突破を果たした。次戦は21日、第2試合(午前11時~)の3回戦で日高中津―和歌山工の勝者と対戦する。

紀央館は5回1死一、三塁から片山紫音が勝ち越しのスクイズ

紀央館
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串本古座
 紀央館は初回、四球と内野安打、野選で無死満塁の絶好機に4番西が適時内野安打で先制。さらに磯合の遊ゴロ併殺の間に田尻が生還し2点得点で試合を優位に進めた。同点で迎えた5回は谷のバント安打、山本隼也の右前打で1死一、三塁とし、片山紫音がきっちりとスクイズを決めて勝ち越しに成功。7回には2死から片山紫音が四球を選び、田尻が右中間を破る適時三塁打で貴重な追加点を奪った。最終回にも1死一、三塁から坂本宝禪がスクイズを決め、さらに2死二塁から田尻が一塁線を破り、2打席連続の適時三塁打で駄目を押した。

 先発西はスローカーブとキレのある直球を中心に緩急つけた投球術を披露。3回に適時二塁打を浴びて2失点した以外は走者を背負いながらも要所を締め、8回の2死満塁のピンチも右飛に打ち取り無失点。一人で投げ抜き、散発の被安打7、5奪三振の好投で流れを相手に渡さなかった。

 2打席連続三塁打で貴重な追加点、だめ押し点をたたき出した田尻竜基選手(3年)は「監督の指示通り思い切っていきました。安心できるように何点でもほしかったのでよかったです。きょうのバッティングは100点。初めての校歌、最高でした。次もみんなで勝ちたい」と笑顔を見せた。