第108回全国高校野球選手権和歌山大会は7日目の16日、第3試合の2回戦で南部龍神が桐蔭に4―3で競り勝った。南部龍神は4回まで走者を1人も出せなかったが、1点を追う5回に打線がつながり逆転に成功。4人の継投で逃げ切った。20日第3試合(午後3時~)の3回戦で笠田・紀北農芸の連合チームと対戦する。

5回1死一、三塁から重盗を決め、三塁からホームインする南部龍神の林

 ▽2回戦
南部龍神
000031000 4
010000110 3
桐蔭

 桐蔭は昨年の初戦(2回戦)で敗れた相手。南部龍神打線は序盤は完全に抑え込まれ、4回終了時点で0―1と1点リードされた。

 南部龍神は5回、先頭の藤井がチーム初安打を放ち、藤田の犠打で1死二塁。続く林が四球で出塁し、濱畑が中前に弾き返して追いついた。さらに1死一、三塁から重盗を試み、林が本塁を踏んで逆転に成功。なおも2死三塁から與座が3点目となる中前適時打を放ち、6回にも林の適時内野安打で1点を追加、4―1とリードを広げ、相手投手の内田を攻略した。

 7、8回には1点ずつ奪われ1点差に詰め寄られたが、9回は8回途中からマウンドに上がった4人目の1年生松本が3人で抑えて逃げ切った。
 5回に同点打を放った濱畑智也選手(3年)は「チャンス(1死一、二塁)で回ってきたので、絶対にランナーを返すことだけを考えて打席に入りました。打ったのは真ん中のスライダー。(内野を)抜けた瞬間はとてもうれしかったです。次の試合も頑張ります」と笑顔で振り返った。