先日、車の窓ガラスを開閉するパワーウインドーによる事故について、国民生活センターが注意を呼びかけていた。それによると、子どもが遊びでスイッチを操作したり、ドライバーが窓ガラスの状態を確認しないまま作動したりし、事故が発生。窒息や骨折の事故が報道されている。2024年には運転席の保護者が後ろを確認せずにスイッチを操作。女の子が首を挟まれる死亡事故もあり、ロック機能の活用や操作前の声かけを求めている。

 同センターのアンケートによると、500人中42人から「同乗中の乳幼児がパワーウインドーに挟まれた経験がある」と回答。約半数が運転席からのスイッチ操作で発生し、多くは状況の確認不足が原因だった。また、同乗させた乳幼児が挟まれたり、挟まれそうになったりした経験がある人の約半数は、チャイルドシートを正しく使用できていなかった可能性があるという。

 町の3歳児健診に子どもを連れて行ったとき、御坊保健所の「子どもを事故から守りましょう」というリーフレットをもらった。同保健所管内で2020~24年度に発生した子ども(2歳以上)の事故は転倒28件、転落21件、やけど6件。子どもの行動範囲は日々広がり、事故に遭う危険も増加し、行動範囲が広がると大人の気配りだけで防ぐのが難しくなるため、「周りの環境整備と子どもたちへの安全教育が大切」とあった。

 大人の視野が水平150度、垂直120度に対して子どもは水平90度、垂直70度といわれる。身長が低いため視点も低く、大人なら見えている危険が子どもには見えていないことも。好奇心旺盛で興味を引くと一目散な子どもを周りの大人が事故から守ろう。(笑)