由良町が観光PRキャラクター「ゆらの助」の発信に力を入れている。昨年、一般社団法人日本ご当地キャラクター協会に登録し、今年は全国各地のご当地キャラクターイベントやコンテストに参加している。
ゆらの助は、由良町特産のみかんと興国寺の天狗をイメージしたキャラクターで、大きなつぶらな瞳が愛らしい。地域ではおなじみの存在になりつつあるが、全国に目を向ければご当地キャラクターは数え切れないほど存在し、知名度向上はこれからが本番といえる。
それでも、物産展や観光イベントに参加すると多くの来場者を引き寄せ、新たなファンづくりにもつながるという。以前、担当職員も「ご当地キャラの集客力の大きさを実感した」と言っていたくらいだ。
ご当地キャラクターといえば、やはり「くまモン」と「ふなっしー」の存在感は群を抜く。ふなっしーは軽妙なトークと機敏な動きで人気を集め、くまモンは自由奔放な振る舞いで観客を楽しませている。
イベントに参加した職員によると、人気キャラクターは「中の人」の力量も大きいという。話せるキャラクターは芸人顔負けの話術で会場を盛り上げ、話さないキャラクターも豊かな身ぶりや軽快な動きで観客を魅了する。着ぐるみの向こう側にある努力も、人気を支える大切な要素なのだろう。
ご当地キャラクターは単なるマスコットではなく、その地域の魅力を伝える「顔」。由良町の魅力を背負ったゆらの助が、いつの日か全国のイベント会場で引っ張りだこの存在となることを願いながら、その成長を見守っていきたい。(城)


