先日、遅ればせながら、チャッピーことChatGPTを初めて使ってみて、その便利さを実感。これは使わない手はないと、マスターとともに営むSSstudioで活用している。

 7月開催のライブの告知フライヤーをパワーポイントで自分でつくったのだが、なんだか野暮ったくて、チャッピーに「もっとかっこよくして」と頼んだ。するとあっと言う間に一気にパワーアップ。赤黒基調のいかにもロックライブっぽいデザインのものができた。さらに「もっと派手にして」と頼んでみたら、タイトル文字は金属のような硬質な光沢を放ち背景には稲妻が走るギンギンのヘヴィメタルロックライブみたいな雰囲気に進化した。すごい。

 マスターは、スタジオの音響をよりよくすべく、チャッピーに相談。箱の仕様や機材を伝えると、「この部屋は低音がたまりやすいですね」と、よりよいイコライザーの設定方法など教えてくれ、音にこだわるマスターに「もう完璧。もう触るとこない」と言わしめた。すごい。

 しかし、少し怖くなった。これではグラフィックデザイナーもPAも要らなくなってしまうではないか。人間の出番が失われてしまう。

 そして先日、最先端のAI「クロード・ミュトス」を生み出した米国のAI開発企業の公表した提言に、また恐ろしくなった。その提言は、ミュトスは自律的にシステムの脆弱性を見つける能力が高いが、このまま自律的にシステムを設計・開発できるようになると人間が制御できなくなるリスクがあるから、対策を講じる時間稼ぎのためAI開発を減速したほうがよいとの意見。AIが暴走する映画「ターミネーター」の世界が現実味を帯びてきたのか。(亜)