第105回東日本学生相撲選手権大会が7日、東京の両国国技館で開催され、御坊市名田町出身の前田哉選手(名田小、箕島中、箕島高卒)がレギュラーの拓殖大学がAクラス団体戦で準優勝した。前田選手は大将として活躍し、チームの躍進に大きく貢献した。杉本智斗勢選手(野口小、河南中、箕島高卒)がメンバーの立教大も奮闘した。

Aクラス団体で準優勝した拓殖大のメンバー(前列右が前田選手)

 歴史と伝統ある大会で、東日本の大学21校が参加し、レベルの高い取組が行われた。

 Aクラス団体戦は5人制で、12チームが予選リーグと上位8チームによる決勝トーナメントで争った。拓殖大は予選第1試合で日体大を3―2、第2試合では昨年の覇者・日本大を3―2、第3試合では法政大を3―2で下し、勝ち点9で3位通過した。

 決勝トーナメントは1回戦東京農大を4―1で破ると、準決勝は駒澤大を4―1で下して決勝に進出。優勝をかけた一戦は、予選で勝利している強豪日体大と再び対戦。前田選手の大将までに3敗を喫して敗戦が確定し、前田選手も敗れて1―4で2位。2009年以来17年ぶりの優勝は逃したが、強豪を次々と破るなど実力の高さを示した。

 前田選手は身長178㌢、体重150㌔。予選3試合のうち2試合をはたき込み、突き出しで白星。決勝トーナメントも1回戦をはたき込み、準決勝は押し出しで勝利するなど大事な場面で白星を挙げ、チームの中心として大活躍だった。個人戦でもベスト16入りし、優秀16選手に選ばれた。前田選手は「悔しい準優勝だったが、自分の相撲が取れ、少ない人数の中で頑張れた。まだまだ大会が続くので、インカレに向けて稽古に励みたい」とさらなる飛躍を誓った。

 杉本選手の立教大はBクラスで3位と奮闘し、Aクラスにも出場(Aクラス8チームとBクラス上位4チームの12チーム)したが、予選通過はならなかった。個人戦では1回戦を突破して2回戦で敗れた。