天性寺の歯塚で焼香する栗本会長(供養式)

 歯と口の健康週間中(4~10日)の6日、御坊市で日高歯科医師会(栗本武俊会長)など主催のよい歯のフェスティバルと歯の供養式が行われた。

 よい歯のフェスは市中央公民館で行われ、日高歯科医師会、日高学校保健会(濵上修会長)、御坊保健所(平岡政信所長)が共催。80歳、90歳、100歳以上で20本以上自分の歯を残している藪政和さん(80)=日高川町=、原みどりさん(90)=日高町=、丸山尚夫さん(102)=御坊市=の3人を表彰し、歯と口の健康週間に関するポスターと標語の入賞者に賞状を手渡した。

 栗本会長は「超一流のアスリートには歯並びがいいという共通点があります。小学生でも約半分以上が歯肉炎にかかっているといわれています。皆さんもしっかりと口の中をケアしてください」とあいさつ。御坊保健所の平岡所長も「口の中の環境と全身の健康には密接な関係があります。日高地方の子どもたちの虫歯の数も減少傾向ですが、今後も地域の皆さんが生涯にわたりおいしい食事と楽しい会話ができ、健康で長生きできるよう取り組んでいきます」と述べた。

 第62回となった供養式は天性寺(津本芳生住職)で行われ、日高歯科医師会の会員ら約30人が列席。栗本会長は「歯科医師の役目は虫歯が多かった時代の治療から歯をいかに残すか、口腔の健康を守って健康長寿に導くことへの予防時代に変わりつつある」とあいさつし、元会長の平林正樹さんが「歯を守る歯科医師たちが集い、人々の幸福のために歯科医学の一層の発展を誓います」などと祭文を述べた。

 境内の墓地にある歯塚でも法要が行われ、参列者が順番に焼香した。