「こんな大物、うれしいです」 と笑顔の寺下さん

 由良町阿戸の寺下凌さん(30)が27日、すさみ町の地磯で「幻の超高級魚」といわれるシブダイ(フエダイ)の大物を釣り上げた。

 シブダイは主に南日本の温帯域や熱帯域の沿岸部に生息するスズキ目フエダイ科の魚。漁獲量や流通量が少なく、「幻の超高級魚」とも呼ばれ、極上の味わいで知られる。市場では1匹数万円で取り引きされることもあるという。

 九州などで釣れる魚として知られるが、和歌山県内でも釣果があるとの情報を耳にした寺下さんは、26日午後8時からスーパーフカセ釣りに挑戦。翌27日午前2時ごろに強い当たりがあり、格闘の末に釣り上げた。

 上がってきたのは、通常釣れる40㌢台を大きく上回る53㌢の大物。寺下さんは「釣れるだけでも奇跡といわれる魚なので、こんな大物を釣ることができてうれしいです」と笑顔を見せ、「刺し身にして味わいたい」と目を輝かせていた。