先日、印南町と御坊市でたき火が燃え広がったとみられる火災があった。印南町、御坊市ともほぼ同時刻に通報があり、日高広域と御坊市の各消防隊が出動。すぐに消し止めたが、印南町では西ノ地の畑で枯れ草約800平方㍍、御坊市では湯川町富安の田んぼで刈り取った草約2260平方㍍が燃えた。印南町では「豆がら」、御坊市では刈った草を焼いていた火が広がったとみられている。ちょうど日高町での取材中の出来事。御坊市では現場付近の国道42号で通行規制が行われ、帰社する際、渋滞に巻き込まれたが、大事に至らなくてよかったと思う。

 全国的に大規模な山火事がニュースになるなか、県内でも新宮市で18日から22日にかけ山林火災があった。報道によると、18日午後3時40分ごろ、熊野川町の山林上空を飛行していた県警のヘリコプターから、山から白煙が上がっているのを見つけたと消防に連絡があった。新宮市消防が活動を展開し、県の防災ヘリが検査中のため協定に基づいて奈良県の防災ヘリが出動。上空からの散水も行われた。鎮火が確認されたのは22日午後1時10分。焼損面積は約1000平方㍍で、けが人や建物への被害は確認されていないという。

 新宮市での山林火災の原因について、報道は見つけられなかったが、相次ぐ山火事の出火原因は一般に、たき火などの人為的な要因が多い。そして、ひとたび起きると鎮火に時間がかかる。まずは出火を防ぐのが大事。御坊市、日高広域の両消防も、焼却作業のときは周囲に燃えやすいものがないか確認し、風の強いときはやめるようになど求めている。ささいな火の不始末が大きな被害につながることを忘れてはならない。(笑)