
日高郡選出の岩永淳志県議らが中心となって、行政に対して住民が気軽に声を届けることができるオンラインサイト「Wakayama Talk~対話で創る和歌山~」を開設した。
岩永県議が多くの住民と意見交換する中で、「行政にもっと気軽に声を届けたい」という意見が多数あることから、専用サイトの構築を考案。共通の知人を通じて、ソフトウェアエンジニアの柴﨑武史さん(48)=横浜市=と出会い、昨年秋ごろにシステム構築を依頼。柴﨑さんも携わったAIによる次世代の合意形成プラットフォーム構築を目指すプロジェクト「デジタル民主主義2030(DD2030)」が開発した「いどばた」システムを活用し、和歌山版のプラットフォーム「和歌山トーク」を開発。4月下旬に試験的に運用開始し、すでに500を超える意見が寄せられていることから本格運用を始めることにした。
使い方はシンプルで、生活の中で感じている困りごとをAIを相手にチャットで書き込むだけ。AIは類似する意見を集約したり、考えられる解決策なども提示する仕組み。県民が今何を解決すべきと考えているかを把握でき、行政関係者が施策に反映する参考にできるほか、町議や県議が行政に働きかけたり一般質問で取り上げる参考にすることもできる。
岩永県議は「思っていることはあるが、誰に言えばいいか分からない人も多い。和歌山トークはそんな人の受け皿になる。一人ひとりの小さな声を、和歌山を動かす大きな力へと変える架け橋になればと願っている」。柴﨑さんは「まだまだAIの精度が高くないので、システムを常にバージョンアップさせながら、利用しやすい環境を整えていきたい」と話している。
インターネットで「Wakayama Talk」で検索すればアクセスできる。


