御坊市、河南中学校(佐々木建校長)の2年生33人は22日、進路学習を行った。例年は1事業所から講師を招いて講演形式で聴いていたが、今回は初めて御坊市内の7事業所から職員が訪問。仕事の苦労や喜びなど、いろんな進路の実際について考える機会となった。

樽の味の中野さん㊨から話を聴く生徒

 訪問したのは株式会社オリロク、株式会社樽の味、有限会社リフレHОMEシオジ、幕末株式会社、株式会社日高新報社、御坊市役所産業振興課、自衛隊和歌山地方協力本部御坊地域事務所。オリロクからは商工会議所青年部会長でもある平野正幸さんが、1937年創業の老舗である会社の歴史を説明。商品の食品パッケージを見せながら「素材は、昔は経木(きょうぎ)の折箱などが多かったのですが、社会変化とともにPP容器なども増えています」など話した。

 樽の味からは同青年部副会長の中野了輔さんが「ぬか漬けたくあんや甘酒、浅漬の素などの商品があり、日本全国に顧客がいます。営業、製造、出荷と3部門があって、どれが欠けても会社は成り立ちません」と説明。リフレHОMEシオジからは塩路正人さんが、柔らかい素材の足が4本付いている安定感のある杖、握力がなくても使いやすい箸など高齢者に配慮した商品を紹介。生徒は実際に箸を使ったり杖をついてみて「使いやすい」など話していた。

 このほか、幕末は映像で店の歴史やモットーを分かりやすく説明し、「お客様の笑顔を見るのが喜びです」など話した。