みなべ町議会5月定例会が14日開会し、山本秀平町長は行政報告で間もなく収穫が始まる特産の南高梅について、産地の維持に重点を置いた取り組みを進めていく決意を示した。

 山本町長は今年の作柄について、主産地のみなべ・印南町の着果は過去10年平均比45%にとどまっており、一昨年の大凶作、昨年のひょうによる甚大な被害に続いて3年連続不作傾向であることを説明。今月1日と13日にもひょうが降り、今後、被害調査が行われるとし、「梅加工の原材料不足が懸念される。梅産業は農家の所得を支えているだけでなく、加工、販売、物流、金融などにもつながる地域経済の土台。梅生産量を維持し、材料としての安定供給を確保することが梅産業を守り、地域を守ることにつながるので、町としてできることを、生産者や加工業者と意見を交わしながら実施し、国にも現状を伝えていきたい」と地域の基幹産業を守る思いを新たにした。

 4月に発足した海業推進協議会についても、官民一体でにぎわいを創出していくとした。

 初日は町税条例を一部改正する専決処分1件を承認した。