4月から、自転車の交通違反者に反則金を科す交通反則通告制度(青切符)が始まったが、制度を悪用して警察官をかたり、取り締まりと称して自転車の運転者に反則金を支払うように求める詐欺事案が、ニュースになっていた。警察官が取り締まりの場で反則金を徴収することは絶対にないとのこと。注意してもらいたい。
一方、県内の今年3月末までの特殊詐欺被害(暫定値)は認知件数71件、被害額約6億6300万円。昨年同期と比べて9件、約2680万円増加している。みなべ町を除く日高地方6市町の御坊署管内は0件だったが、4月に認知が3件相次いだ。1件目は60代の男性がSNS型ロマンス詐欺で217万円、2件目は警察官をかたるニセ警察詐欺で1649万円、3件目もニセ警察詐欺で200万円の被害。ニセ警察詐欺は捜査機関を装って、被害者に犯罪の嫌疑があるよう申し向け、捜査名目として金銭等をだまし取る手口で、新たに分類された。御坊署は「警察は逮捕する人に『逮捕する』とは言わない。お金を振り込めとも言わないし、ドキッとするかもしれないが、勇気を持って電話を切ってほしい」と呼びかけている。
県内の今年3月末までの阻止件数は水際が11件、「ちょっと確認電話0120―508―878(これはわなや)」が19件。県警は詐欺電話の遮断について国際電話利用休止申し込みや警察庁推奨アプリの利用をPRしており、それでも電話でお金を要求されたら「ちょっと確認電話」で確認するよう求めている。警察官はお金を要求しない。新作から復刻まで、さまざまな詐欺の手口に対し、「ちょっと待てよ」と一呼吸。冷静に考え、誰かに確認することで、被害に遭わないようにしよう。(笑)

