
御坊市出身の女性アーティストRay(レイ)さん=東京都在住=が昨年暮れ、青春をうたったラブソング「届きそうで」で歌手デビューし、東京を拠点にした活動を本格的にスタートさせた。
地元での学生時代、クラスになじめず辛いこともあったが、そんな時にボーカロイド(歌声合成技術)などの音楽を聴いて勇気をもらい、「明日も頑張ろう」という気持ちになったことから、「いつか自分が歌手になって、同じような辛い思いをしている子どもたちを元気にできれば」と熱い気持ちを持ち、長年の夢だった歌手デビューを実現した。
「届きそうで」は昨年末に民放の無料動画サイト「TVer(ティーバー)」などで配信されたドラマの挿入歌に採用されており、持ち前の透明感あふれる歌声で今後もラジオドラマの主題歌や映画の挿入歌での起用が決まるなど、活動の幅を広げている。
昨年6月に結婚して、今年5月には第1子も出産予定。仕事、私生活ともに充実した日々を過ごしており、今後の活動について「地元の誇りになれるよう頑張ります」。新たな曲もリリースして、将来的にはCDの発売も考えている。父の大野章一郎さん(59)は「このまま有名になって、みんなに好かれる歌手を目指してほしい」と応援している。


