プロ野球が27日、セ・パ両リーグともに開幕する。オープン戦も22日で終了し、ようやく本番を迎える。プロ野球は1934年に読売ジャイアンツが創立されて以来、100年近い歴史がある。単にスポーツが開幕するという以上の意味がある。熱狂的なファンも多く、日常の会話の中にプロ野球の話題が自然と出てくる。生活の中に、また野球が戻ってくるという感覚だ▼その中でも開幕戦は特別で、独特のワクワク感がある。推しの選手やチームが出足から期待通りの活躍をしてくれるのかという点も楽しみがあり、プロ野球ファンにとってはテレビ画面から目が離せない▼今年も日高地方出身の各選手に注目だ。オープン戦の成績をみてみると、昨年にベストナインとゴールデングラブ賞を受賞した巨人の泉口友汰選手(御坊市出身)はオープン戦で打率4割の高アベレージを残し、今年も存在感をアピール。新人王を獲得し2年目のシーズンを迎える千葉ロッテの西川史礁選手(日高川町出身)は2月に右腕を負傷するアクシデントがあったが、1軍合流後は本塁打を放つなどリーグ戦に向けて完全復活。楽天の1番打者に定着した中島大輔選手(日高川町出身)もチーム打率が2割7厘と低迷する中、2割6分3厘のアベレージをマークして奮闘。いずれもオープン戦で好調を維持し、開幕スタメンが濃厚とみられている。投手ではオリックスの富山凌雅投手(御坊市出身)、入山海斗投手(日高高中津分校出身)の活躍が期待される▼プロ野球は国民的娯楽として親しまれているが、日高地方出身選手の活躍は目覚ましい。今年も一投一打に声援を送りたくなるような盛り上がりを見せてくれるだろう。(雄)