由良町と広川町を結ぶ国道42号(水越峠)の改良について、2026年度予算成立後に事業化することが決まった。国土強靭化研究所の二階俊博代表と世耕弘成衆院議員から連絡があった。同区間は交通の難所で、両町の官民が約10年にわたり要望を続けており、地元にとって念願の実現となる。
由良町畑から広川町井関までの延長5㌔で、改良はバイパス整備「由良広川防災」としてトンネルや橋梁を整備する。事業費は410億円を見込む。今後、政府予算案の国会審議を経て、成立時に事業化される。
同区間は観光ルートや町内企業の物資輸送に利用されているが、坂道や急カーブが連続し低速走行を余儀なくされるほか、連続雨量が240㍉を超えると通行止めとなる。このため海岸線道路への大幅な迂回を強いられるなど、交通に大きな支障が生じている。
2015年8月には、由良町と広川町の官民が一体となり、国道42号由良町畑―広川町井関間改良促進協議会を設立。国の関係機関や本県選出の国会議員らに要望活動を重ねてきた。
国は2019年に調査に着手し、ボーリング調査やルート検討などを行っていた。


