中東情勢が緊迫化している影響などで、ガソリン価格が全国的に上昇し、日高地方の給油所でも1㍑当たりで30円から40円の急激な値上げとなった。食料品や日用品などの物価も高騰する中、消費者からは「地方にとって車は必需品。家計が一層厳しくなる」という悲鳴も聞かれている。

ガソリン価格が一気に上昇(写真は御坊市内の給油所)

 先月28日、アメリカとイスラエルがイランを攻撃し、中東からの原油船ルートとなるホルムズ海峡が事実上の封鎖状態となっている。

 日高地方でもここ1週間程度で一気に値上がりし、レギュラーで190円台の小売店も。12日にはレギュラー160円台で販売していた給油所も「仕入れ価格が上昇している。13日からは30円程度値上げせざるを得ない」と話していた。

 ガソリンの高騰は消費者にとっては大きな痛手。日高町の40代男性は「車のガソリンが半分ぐらい減ったので、早めに補給しようと思っていたら、11日には一気に上がっていた。ガソリンは日用品などのように買い溜めができないので辛い」、御坊市の50代女性は「最近は車で遠くに行くことを控えている。今回の戦争の影響でガソリンだけでなく、他の食料品など何もかもが値上げするのではないかと心配。収入は変わらないのに出費ばかりが増えてしまう」、美浜町の20代女性は「ガソリンが上がるというニュースで駆け込み需要があり、安いスタンドが混み合ったという話も聞いた」と困惑した表情で話していた。