近年聞く「関係人口」という言葉。移住した「定住人口」や観光に来た「交流人口」ではなく、地域やそこに住む人々と多様に関わる人のことを指すと、総務省のホームページにあり、人口減少、高齢化が進む地方では関係人口創出の取り組みが重要となる。

 御坊市では今月7日、同市のシティプロモーション大使第2号に、熊野出身のプロ野球選手、読売ジャイアンツの泉口友汰選手(26)が就任した。泉口選手はプロ2年目の昨シーズン、開幕2軍スタートだったが、4月に1軍登録されると堅実な守備とシュアな打撃が光り、遊撃手の座をつかんでゴールデングラブとベストナインもダブル受賞。今季も去る8日の阪神戦でオープン戦2度目の猛打賞となるなど、活躍をみせている。テレビ出演の機会も多く、御坊市のPRに頼もしい存在だ。

 また、ロックバンドのキュウソネコカミ、サンボマスターに続き、来年3月13日、市民文化会館大ホールで「ORANGE RANGE(オレンジ・レンジ)」を迎えてのライブが決まった。当日は多くの人で盛り上がると思うが、それだけにとどまらず、「人気のロックバンドが立て続けに来る御坊ってどんなところ」と興味を持つ人もきっといるだろう。今回も御坊市出身のヤマサキセイヤさんがボーカル&ギターを務めるキュウソネコカミからの紹介だ。

 今後、泉口さんやヤマサキさんらの活躍による関係人口創出に期待。それが将来的な移住、定住につながればなおよい。御坊出身者の活躍は地元の子どもたちに大きな夢や感動を与えてくれ、故郷を愛する気持ちも育まれると思う。今後も地元を元気にする好循環が生まれることを期待したい。(吉)