須佐神社の本殿で大幣を振って豊作を祈願するおとう役

 御坊市塩屋町南塩屋の須佐神社(小竹伸和宮司)で8日、日高路に春の訪れを告げるおとう祭が行われた。

 豊作や厄除けを祈願する伝統行事で、1969年に市無形文化財、85年に県無形文化財に指定。おとうは氏子の5地区から15歳以下の男の子が選ばれ、今年は森岡が森遼仁君(11)、南塩屋が小竹和寿君(10)、切山が谷口蓮君(11)、南谷が玉置弦士君(4)、対象となる子どもがいない蕨野は蕨野孝夫区長(61)が代役を務めた。

 1人ずつ神社の鳥居から駕籠(かご)に乗り、榊持ち、太刀持ちらを従えて社務所に参集。修祓の儀、長床の儀、白洲の儀のあと、本殿でおとうが約2㍍の大幣をゆっくり前後左右に振り、世話人が後ろから洗米(ハナガラ)をまいた。神事のあと餅まきもあり、にぎわった。