御坊市議会の議員有志5人が6日、議員定数見直し勉強会を立ち上げた。市議会では過去二度にわたり、現行の定数14から2削減し12にする議員発議の議案が提出され、いずれも否決された経緯があり、来年1月25日任期満了に伴う次期市議選を見据えて三度、現状維持か、削減かの議論が始まる。
市議会では人口減少や市の財政状況を背景に、18年12月議会で定数2削減案が提出されたが、賛成5人、反対7人で否決。翌19年には定数等調査特別委員会が設置され、市民アンケートでは「議員定数が多い」の回答が6割を超えた。これらを踏まえ22年12月議会で再び定数2削減案が提出されたが、賛成4人、反対8人で否決された。
勉強会メンバーは山田勝人(座長)、松本隆史(副座長)、村上宗隆、小澤俊和、天倉勝也の各議員。今後、全議員に参加を呼びかけ、6日から開会した3月定例会の会期中に第1回の会合を開き、今後の方向性を話し合う。山田座長は「議会運営委員会や全員協議会の場での議論を提案していきたい」と話している。
市議会定数は06年12月議会で16から現行の14に削減され、20年が経過。これまでの流れから、今回も仮に定数を減らすなら2減という議論が予想され、現時点で勉強会の5人は削減に前向きな考え。過去の削減案採決では賛成、反対が入れ替わった議員もいる。
周辺町の状況をみると、みなべ町議会が23年5月に定数14から2削減する案を可決。日高町議会では昨年12月から、現行11(欠員1)の定数に関する議論をスタートさせている。


