
JAわかやま紀州地域本部管内(日高地方と田辺市龍神村)で、日高地方特産のウスイエンドウ(豆)が収穫のピークを迎えている。5月中旬まで続き、京阪神を中心に出荷される。
ウスイの生産量は和歌山県が全国トップで、日高地方ではみなべ町、印南町、御坊市、日高川町で栽培。4市町合わせた生産者は約600軒で栽培面積は約70㌶となり、県内の9割以上の生産量を占める一大産地となっている。収穫は昨年11月から始まり、今の時期はハウスで収穫されたウスイを出荷。甘味があって鮮やかな緑色で、豆ごはんや煮物などの料理に使われ、消費者に人気がある。
昨年の夏場が高温だったため、暑さを避けるためにウスイの植え付けを遅らせた影響で、今年の生育は昨年よりも2週間程度遅いという。収穫量は不作だった昨年の3割程度多く、平年並みの見込み。品質は莢(さや)の中に豆がぎっしり詰まり、上々の出来だという。JAの切目野菜集出荷場(印南町)や紀州選果場(日高川町)では連日収穫されたウスイが持ち込まれ、職員が箱詰め作業に追われている。
JAの担当者は「いろんな料理にも使え、甘味があってとてもおいしいです。ウスイエンドウの良さをPRし、消費拡大に力を入れていきたい」と話している。


