スマホで電話をかける際、「お客様がお使いの携帯電話は4月以降、通信混雑時に緊急通報がつながりにくくなる場合があります。機種変更をお願いします」という丁寧な音声ガイダンスが、2カ月ほど前からしょっちゅう流れている。電話に出られずすぐに折り返す場合など急いでいるときにこの案内が流れると、10秒以上待たなければならないので少しストレスがかかる。それは仕方がないとして、電話がつながりにくくなるのは不便なのでそろそろ買い替えようと思いつつ、4月1日以降どんな風になるのか体験してみたいという興味とがせめぎ合って、まだ機種変更していない。何より1台が高く、簡単に買い替えようという気になれない。
大事に使うということを実践しても、古い機種では今の時代生き残れないことを痛感。今のところそれほど不便なく使えているが、つい先日、AIサービスのチャットGPTのアプリをダウンロードしようとすると、「ダウンロードして使用するにはios〇〇にアップデートする必要があります」との表示。機種がそのバージョンに対応できておらず、やはり古い機種ではなにかと支障があるのだと情けなくなった。
AIやIT技術は今後、ますます進歩するのだろう。人の生活をサポートしてくれるように、いいことに使われるのは大歓迎だが、反面、悪用もたくさんある。ドローン一つとっても、農作業の軽減化やへき地に荷物を運ぶという夢のある使い方がある一方、軍事作戦では人を殺傷する道具としても使われる。結局のところ、人がどう使うかの問題。通信機器のアップデートより、まず人間のアップデートが必要なんじゃないかと思う事が世の中にあふれている。(片)

