紀伊御坊駅をピカピカにする参加者

 廃線の危機に直面している紀州鉄道の存続へ取り組んでいるファンクラブは23日、紀伊御坊駅を清掃するピカピカ大作戦を行い、メンバーほか地域住民ら20人が参加した。

 ファンクラブメンバーから「紀伊御坊駅を利用したとき少し寂しい印象だった。みんなで掃除してきれいにしたい」との声が上がり、今回の活動につながった。

 参加者は屋内から棚などをいったん外に出して床掃除、窓や壁を雑巾で拭くなど気持ちを込めてきれいにし、屋外からもガラス窓を磨いていった。近くの大学生橋本昊征さん(19)は「御坊といえば紀州鉄道なので、なくなるとマイナスしかない。自分たちにできることをしようと参加しました」と御坊のシンボル存続への思いを口にし、御坊小学校4年の北岡直君も「紀州鉄道はなくなってほしくない」と話しながら拭き掃除を頑張っていた。

 発案者でもある柏木明子さん(56)は「鉄道ファンの人がたくさん来られる駅だが、さびれた感じがしたので掃除したいと思った。たくさんの人が参加してくれ、きれいになってうれしい」と話していた。
 ファンクラブでは今後、ほかの駅での実施を検討していく。