山本町長㊧から受け取ったふるさと大使のたすきをかけて笑顔の橋蔵さん

 みなべ町ふるさと大使委嘱式が17日、役場で行われ、同町芝出身の落語家春風亭橋蔵(はしぞう)さん(37)=千葉県船橋市在住=に山本秀平町長がたすき等を手渡した。

 橋蔵さんは南部小、南部中、田辺高校、東京経済大学卒。大学在学中に落研に所属し、卒業後は社会人となったが、落語家の夢をかなえようと1年9カ月で退社し、2014年に春風亭柳橋に弟子入り。18年に二つ目昇進し、橋蔵に改名。現在は真打昇進に向けて活動している。21年にはみなべ町で橋蔵さんを応援するメンバーが寄席を開き、地元住民に江戸落語を披露している。

 委嘱式で山本町長は、自身が初めて生で落語を聴いたのが橋蔵さんだったとし「噺に感動しましたし、同世代で落語をやっているのがうれしい。ぜひみなべ町や梅を題材にした落語を創ってください」とあいさつ。橋蔵さんは「千葉に住んでいて、みなべには普段いませんが、地元にいないからこそ分かるよさがある。多くの人にみなべ町の魅力を知ってもらえるよう、行動で示していきたい」と決意を示した。

 ふるさと大使は、町出身、またはゆかりのある著名人に、みなべ町の自然、歴史、文化、産業、特産品等の魅力を国内外に広くPRし、町のイメージアップと観光客誘致促進を目的に委嘱している。同町では朝日放送アナウンサーの桂紗綾さん(委嘱2010年)、シンガーソングライターの川島ケイジさん(同17年)に次いで橋蔵さんが3人目となる。