南部ライオンズクラブ(花村数夫会長)の例会が21日に国民宿舎紀州路みなべで開かれ、講師に元プロ野球西武ライオンズで活躍、現在はNPO法人和歌山野球振興協会夢クラブ理事長の石井毅さんを招いて講演を聴いた。

 石井さんは箕島高校時代の1979年8月、阪神甲子園球場で行われた夏の高校野球3回戦の、星稜(石川)と延長18回を戦った伝説の一戦を振り返って解説。発熱しながら試合に出たチームメイト、相手一塁手の転倒、延長12回と16回の奇跡的な同点本塁打などを臨場感たっぷりに再現。石井さんはエースとして完投、なんと257球を投げて19本のヒットを打たれたことを紹介し「諦めない心を学んだ試合だった。星稜の選手との交流は今も続いている。今は子どもに接する機会が多いが、諦めないことを伝えている」などと話した。ライオンズメンバーも野球好きが多く、「あの試合はみんな覚えていたので、すごく興味深い話だった」と喜んでいた。