
経営赤字が続き存続の危機となっている紀州鉄道の廃線を阻止したいと、先日立ち上げられたファンクラブに続き、同鉄道を応援する有志グループの2団体目として「紀州鉄道を未来につなぐ会」の結成総会が25日、御坊市民文化会館で開かれた。
ふるさと線を守る東日本連絡会関西担当の宮下博之さん(60)=岩出市=の呼びかけで、日高地方を中心に約20人が参加。まず宮下さんがあいさつし、「紀州鉄道は地域の移動を支える大切なインフラ」など寄せられたメッセージを紹介。「存続は地域のためになる」と話し、各地の事例を紹介した。
続いて、貴志川線の未来をつくる会代表の木村幹生さん(紀の川市)が「貴志川線の未来をつくる会結成と今日までのとりくみ」をテーマに記念講演。たま駅長で知られる貴志川線の歴史と、2004年に南海電気鉄道が撤退した時に住民が集まって会を立ち上げた経緯など話した。質疑応答で「貴志川線の14駅一つひとつが宝の山と考え、周辺の観光資源をPRした。紀州鉄道の沿線もきっと宝物がいっぱい。知恵を出して汗をかいて、発掘しなければ」とアドバイスした。
同会の会費は1000円。宮下さんは「会員1000人を目指し、会費を紀州鉄道の踏切修理などに使っていただけるようになれば」と話している。
第2回は2月22日午後1時から、御坊市中央公民館で開催予定。役員などは今後決めていく。


