日高港に最後の入港となったにっぽん丸を出迎える三浦市長やゆるキャラ

 大型客船にっぽん丸=総㌧数2万2472㌧=が7日から8日にかけて、日高港にオーバーナイトで入港した。今年5月10日に横浜へ帰着するクルーズを最後に引退が決まっており、日高港では見納めとなった。

 郵船トラベルが企画する「初春の宝船にっぽん丸クルーズ~スペシャルエンターテイメント~」の一環。1月6日に横浜港を出発し、日高港には7日午後に到着。御坊市のみーやちゃんや周辺町のゆるキャラ9体が勢ぞろいし、第13代宮子姫の宇野宏菜さんと橋本杏奈さんも時代衣装を着てお出迎え。三浦源吾市長は日本一の花のまち御坊の歴史や宮子姫生誕伝説などを紹介するとともに、日高港への寄港に感謝し、船から降りてきた松下岳彦船長に記念品を贈った。

 クルーズには乗客325人、クルー243人が参加。港では観光案内ブースや、梅干しなどの地域特産品販売ブースが設けられ、多くの乗客らが立ち寄った。日高川町の道成寺や椿山ダムのヤッホーポイント、由良町の白崎海洋公園、白浜、湯浅町などを巡るオプショナルツアーも好評となった。8日午後の出港では天音太鼓の演奏で見送った。

 日高港へのにっぽん丸入港は2024年10月以来1年5カ月ぶり、通算10回目となり、地元PRや経済効果につながった。

 後継船サクラは9月デビュー にっぽん丸の後継船となる三井オーシャンサクラ=総㌧数3万2477㌧=は今年9月に就航を予定しており、同月19日から23日までのデビュークルーズで日高港に初寄港する。