令和8年が穏やかに幕を開けた。筆者は元日、6年ぶりに真妻山登山に参加した。午前4時起床、眠さのあまりやっぱりやめようかなとの思いも生まれたが、自分にカツを入れるためにも起き上がり、身支度をして5時すぎに集合場所へ。登るのは5回目くらい、いつものメンバーや初めての方、小さい子どもさんもいて、真っ暗な中をゆっくりとスタート。以前は楽に登った記憶しかなく、「こんなにしんどかったっけ」と口に出るほど。「それ、前に登った時も言ってたで」と一緒に登った息子にツッコまれつつ1時間半かけて山頂に無事到着した。
寒風吹きすさぶ中、ご来光を待つのはなかなかの苦行だが、真妻の皆さんが焚き出してくれたお雑煮で身も心も温まり、山頂からの眺めはまさに絶景で、登る価値は絶対にある。山の稜線から昇る初日の出は非常に美しく、登ってよかったとあらためてしみじみ。1年穏やかでありますようにと願わずにはいられなかった。達成感を胸に下山を始めたが、下りこそ登りよりも大変だったことを、尻もちをつきながら思い出した。途中から膝を笑わせながら、それでも皆が無事に下山できるのは山の神様のご加護だろうか。
帰宅後、今度は鹿島神社に南部高校書道部による大書き初めの取材へ。今年は「飛躍」「挑戦」など生徒が考えた文字を4枚に書き入れた。いろんなことに挑戦し、馬のように勢いよく飛躍する年にとの願いを込めたという。挑戦するとはよく口にすることだが簡単ではない、だからこそ価値があるのだと思う。挑戦の度合いも人それぞれ。自分が挑戦だと思うことを一つでも行動に移す1年にしようではないか。(片)


