酒本副会長㊧からキワニスドールを受け取る南方院長

 笑顔や心を支える存在に――。美浜町の独立行政法人国立病院機構和歌山病院(南方良章院長)に19日、子ども支援を行う奉仕団体の和歌山キワニスクラブ(小池康之会長)から、手製の人形「キワニスドール」20体が贈られた。

 大きさ約40㌢、重さ約50㌘で、顔などを自由に描き込み、愛着を持ってもらおうと全身真っ白。会員やその家族が布に綿を詰めて手作りし、和歌山病院に入院・入所している重症心身障害児・者の感覚刺激になったり、体位変換時のクッションになったり、日々の生活に寄り添う存在として使ってもらおうと贈った。

 同病院での贈呈式で酒本正志副会長が南方院長に手渡し、「いろんなことに活用できるので、楽しくいい形で使い、笑顔になってもらえれば」とあいさつ。南方院長は心身に障害のある子どもや大人の入所者が刺激を感じたり、そばに置くことで家族にも安心感を持ってもらったり、心のケアに役立てたいとし、「入所者、家族、医療従事者をつなぐ希望の存在にもなるよう期待したい」と礼を述べた。