
今回紹介する本はクリスマスにぴったりな絵本「ホグワーツのクリスマス」です。この本は大人気のハリーポッターシリーズの第一作「ハリーポッターと賢者の石」で描かれたクリスマスの様子を絵本にしたものです。私がこの本を手に取るきっかけになったのはきらびやかな表紙のイラストです。クリスマスツリーなどが飾られたホグワーツの豪華な大広間が表紙と裏表紙に繋がって描かれていてとても美しく、目を引くイラストになっています。物語の内容は原作から引用されています。原作では文字による描写のみでしたが、こちらはクリスマスを迎える準備からクリスマス当日までのホグワーツの様子がイラストとともに楽しめます。道を塞ぐほどの大きさのもみの木を魔法で飾り付けたり、仲間たちとクリスマスプレゼントを広げながらにぎやかに話している様子はホグワーツの冬をあたたかく感じさせてくれました。クリスマスの特別なご馳走も「まるまる太った七面鳥のロースト」や「山盛りのローストポテト」、「ブランデーでフランベしたクリスマスプディング」などどれも魅力的で、読んでいるだけでお腹が空いてくるほどでした。仲間に囲まれて過ごすホグワーツでのクリスマスは、主人公のハリーにとって今まで過ごしてきたものと違い特別な時間で、そのあたたかさが物語やイラストから感じられました。
どの場面の描写のイラストも綺麗で眺めるだけでも十分楽しめ、原作を知らない人でも物語の世界に浸れる絵本です。これからの季節に、部屋に飾るだけでも華やかにしてくれるような1冊です。(彩)


