御坊市熊野出身のプロ野球選手、読売ジャイアンツの泉口友汰選手(26)が11日、母校の野口小学校(舩木信也校長)を訪問し、児童95人と交流した。子どもたちには「自分の好きなことを頑張り通すことが大切」とメッセージを送り、一緒にキャッチボールをしたり給食を食べたりして、思い出の場所でひとときを過ごした。

花のアーチをくぐって入場する泉口選手

 今シーズンは開幕2軍スタートだったが、4月に1軍に登録されると堅実な守備とシュアな打撃をアピールし、遊撃手の座をつかんだ。ゴールデングラブ賞とベストナイン賞のタイトルも獲得。

 今回の訪問は球団の社会貢献事業「母校に帰ろう!」の一環。交流会として開催され、ユニホーム姿の泉口選手が、児童が持つ花のアーチをくぐって入場すると、大きな拍手が起きた。トークでは「後輩に伝えたいこと」をテーマに語り、「プロ野球選手になりたいと思って、この学校のグラウンドで一生懸命練習を頑張っていました」と振り返り、子どもたちに対しては「みんなには夢や目標があると思いますが、自分が好きなことなら何でも頑張れる。その思いさえ長く持ち続ければ、嫌なことも乗り越えられる。その気持ちを大切にしてほしい」とメッセージを送った。

 泉口選手が小学2年生のときに担任した森和子教諭は「放課後のグラウンドで、誰よりも大きな声を出して野球の練習を頑張っていました」と振り返った。

 児童を代表して佐藤碧巴さん(6年)がお礼の言葉を述べ、早見栞希さん(5年)が花束を手渡した。泉口さんからは各学年に色紙に書いたサインをプレゼントした。