全国8強入りと健闘した中西君

 公益財団法人日本相撲連盟主催の第38回全日本小学生相撲優勝大会が30日、東京の両国国技館で開かれ、5年生の部で美浜町の中西幸誠君(和田小)が8強入りした。全国の各ブロックを勝ち上がった強豪33人がトーナメントで熱戦を展開。初出場の中西君は関東王者にも土をつける躍進ぶりで、「次は表彰台」とさらなる飛躍を誓っている。

 近畿準優勝の中西君は初戦の2回戦、北信越3位の長野の選手を突き落としで退けると、3回戦では関東優勝の埼玉の強豪選手から大金星。両まわしを取られながらも左上手をがっちりつかみ、土俵際まで追い詰められる場面もあったが、最後は上手投げで転がした。準々決勝は東北3位の青森の小兵力士と対戦。立ち合いで意表を突かれ、突き落としで敗れた。

 身長149㌢、体重71㌔で、立ち合いのぶつかりと投げが持ち味。おととし1月から日高町柔道教室で柔道を始め、昨年のわんぱく相撲県大会後、箕島相撲クラブにも通っている。柔道で培った足腰の強さを生かし、めきめき成長。今年わんぱく相撲全国大会を経験し、自信をつけて、この大会にも1勝以上と臨んだ。

 「初めは緊張したけど、力は出し切れた。初戦は立ち合いがうまくいかず、3回戦の相手は押しが強かった。準々決勝の負け方は悔しい」と振り返り、「まず1つ勝ちたいと思っていたけど、2つ勝てて、次につながる試合ができた。来年も頑張りたい。もっと当たりを強くし、もう一つ上、表彰台に上がりたい」と笑顔を見せている。