プロ野球セ・パ両リーグのベストナインが25日発表され、巨人の泉口友汰内野手(26)=御坊市熊野出身=がセ・リーグ遊撃手部門で初受賞した。安定感のある守備に加え、打撃でもリーグ2位となる3割1厘をマーク。ゴールデングラブ賞(今月12日発表)とのダブル受賞で、入団2年目で大ブレークした。

ベストナインはシーズンを通してそれぞれのポジションで最も好成績を残した選手に与えられる賞。選出は記者投票によって行われ、内野の各ポジション1人、外野手は3人、パ・リーグのみ指名打者(DH)部門がある。選考は打撃成績や守備など総合的評価。
今季は2軍スタートだったが、4月に一軍に登録されると、同月9日に本塁打を記録するなど結果を残し、遊撃手の座をつかんだ。133試合に出場し、打率3割1厘、6本塁打、39打点を記録。守備でも失策(エラー)をしなかった割合を示す守備率は遊撃手リーグトップの9割7分9厘だった。
記者投票では275票のうち198票を獲得し、2位の小園海斗(広島)に122票差を付けた。今回は巨人からの受賞は唯一で、球団の遊撃手としては2021年の坂本勇人以来8人目。入団2年目以内に限れば、1954年の広岡達朗(1年目)以来71年ぶり2人目の快挙となる。
受賞に「ベストナインに選んでいただき、本当に光栄です。打撃や守備を総合的に評価してもらえたことがうれしく、これまでの取り組みが報われたように思います。これからもチームの勝利に貢献できるよう、しっかり準備して頑張ります」と球団を通じてコメントした。
日高地方出身選手では千葉ロッテの西川史礁外野手(22)=日高川町山野出身=がパ・リーグ外野部門で687票のうち46票で5位、楽天の中島大輔外野手(24)=日高川町蛇尾出身=は16票で7位だった。


