御坊市湯川町財部、社会医療法人黎明会が来年1月16日、和歌山市のダイワロイネットホテル和歌山2階(宮脇書店跡)に健診、再生医療、エイジングケアに特化した「和歌山 健診クリニック・キタデ」をオープンする。同会にとって初の和歌山市進出となり、県内初導入の健診誘導システムや健診用の個室プレミアムルームなどを備え、地域住民の健康維持をサポートする。

黎明会では予防、医療、介護を3本柱として地域に根差した医療を提供。予防分野では1993年に開設した財部の健診センター・キタデでの施設内健診と、健診バス9台による周辺地域への出張健診を行い、年間延べ約4万人の健診実績がある。30年余りの健診のノウハウを生かし、和歌山市に進出することになった。
健診では1日ドック、2日ドック、脳ドック、一般健診、生活習慣病予防健診などを提供。プレミアムドックは和歌山城が望める個室のプレミアムルームを2部屋用意し、医療ツーリズムとして海外からの健診客も受け入れる。また、健診誘導システム「HosPad(ホスパッド)」の導入で、受診者は配布されたタブレットを使って混雑状況や待ち時間を確認でき、効率よく次の検査が受けられる。
関節や腱、靭帯の再生医療では自身の血液を使った自然治癒力を高める「PRP療法」や脂肪由来幹細胞治療を行う。エイジングケアでは細胞レベルで老化を防止する点滴療法で、美肌や疲労回復、肝機能改善などに対応。
健診クリニック開設準備室の三原德之室長は「また来たいと思ってもらえる施設を目指して取り組んでいます。和歌山県の健診受診率が低いので、少しでも受診率アップのお役に立てれば」と話している。


