
日高川町和佐、和歌山南陵高校(甲斐三樹彦校長)の正門付近に、学校再建シンボルのオブジェが登場した。
2022年に教職員の給与不払いなど相次ぐトラブルが発生し、一時は生徒募集停止の措置を受けた。今年度は3年生がおらず生徒数は19人だけで、再建に向けた取り組みを進めている。
今回のオブジェは松竹芸能所属の教育系ユーチューバー「静岡の元教師すぎやま」(芸名)が同校の再建に向けた取り組みに共感。交流があったランドアートデザイン(群馬県)代表の小島充実さんに制作依頼し、同社スタッフの今泉美穂さんがデザインやペイントを行って仕上げた。制作費などはクラウドファンディングで募り、同校に寄贈した。
オブジェはモルタル製で、本の形をデザイン。大きさは高さ2㍍、幅1・8㍍、奥行き70㌢。本の背に当たる部分には「和歌山南陵高等学校」と入れ、表紙には同校ロゴのフェニックス(火の鳥)などをデザイン、裏表紙には同校校歌歌詞の一部「一歩前へ 何度だって立ち上がってけ」という文字等が書かれている。
企画した「静岡の元教師すぎやま」は「学校を訪れた人が今回のモニュメントを使って動画や写真を撮る場所になればと思います」と話している。


