野球日本代表の強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本VS韓国」が15、16日に東京ドームで行われ、日高川町山野出身の西川史礁選手(22)=千葉ロッテ=が大活躍した。2日間とも先発フル出場し、2試合で8打数3安打2打点と打線をけん引。強烈なインパクトを残し、来年3月5日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の侍ジャパンメンバー入りをアピールした。

韓国戦の4回、同点となる2点二塁打を放つ西川=15日、東京ドーム

 初戦は7番・左翼で出場。両チーム無得点で迎えた3回、先頭の第1打席では韓国先発のクァク・ビン投手の初球を右前へ運び、両チームを通じて初の出塁を記録。0―3で迎えた4回には日本が1点を返したあと、なおも2死二、三塁の好機で打席に入り、2番手イ・ロウン投手の初球を右翼線へ同点となる適時二塁打を放った。5回には左手首付近に死球を受けたが、最後まで出場。試合は11―4で大勝、チームに大きく貢献した。

 2試合目は前日から打順を2つ上げ、クリーンアップの一角を担う5番(左翼)で出場。0―0の2回無死一塁の第1打席は投手の失策で出塁。3―4の5回1死一、二塁の第3打席はキム・ヨンウ投手のグラブをはじく強襲打を放ち、一塁へのヘッドスライディングで安打をもぎ取った。その後、味方の右前打で二塁から6点目となるホームを踏んだ。この日は5打数1安打。試合は7―7の引き分けだった。

 西川は「今回の対戦で自分の課題も見つかった。代表の経験を糧にもっと成長できるように頑張ります」と話し、日本代表の井端弘和監督も「持ち味の打てるボールはどんどん打っていくという姿勢をこの舞台で1打席目から出してくれた。同点タイムリーも、ピッチャーが代わっての初対戦であのスイングができるところが素晴らしい」と賛辞を送った。