メジャーリーグのワールドシリーズでドジャースが2連覇を飾った。大谷翔平選手はじめ山本由伸選手、佐々木朗希選手を擁するチームで、ファンならずとも日本人選手の活躍に心が躍る。
メジャーリーグと言えば、試合中にガムをかんでいる選手が多い。近年は日本のプロ野球選手もガムをかんでいる。人前や仕事中、会議などの場面でガムをかむことは失礼に当たることもあり、正直昔はメジャーリーガーがガムをかんで試合に臨む姿に違和感を覚えたこともあった。しかし、ガムをかむことで脳神経の活性化やリラックス効果があり、パフォーマンスの向上も期待されるそうだ。それはそれでいいが、人気選手の影響力は強く、子どもたちに誤った認識を植え付ける場合もある。
数年前の話になるが、スポーツ賞表彰式の取材をした時に、おそらくガムをかんでいたのだろう、口を動かしながら出席している野球選手の子どもがいた。賞状を受け取るときも口をモグモグ。ちょうどメジャーでの大谷選手の二刀流が話題になり始めたころで、大谷選手も試合中にガムをかんでいることから、それを真似していたのだろうか。主催者側はもちろん、付き添いの保護者が注意するわけでもなく、表彰式の場でそれはないだろうと思った。
その大谷選手は同僚選手がガムをポイ捨てした際に厳しい視線を向けて注意を促したことがインターネット上で話題になったこともあった。ガムはかんでもマナーを守ろうということだろう。もし子どもがスポーツ賞の表彰式でガムをかんでいる姿を見れば、大谷選手なら注意していたのかもしれない。まず周りの大人たちがしっかりしなければ。(吉)


