県は28日、串本町で小型ロケット「カイロス」の打ち上げに挑戦しているスペースワン株式会社が今後計画している3号機の打ち上げに際し、「地元メッセージ打ち上げプロジェクト」を企画していると発表した。県民の思いを宇宙へ打ち上げる夢のある取り組みとして注目されそう。
スペースワンがロケット打ち上げに対する県民の支援と協力に感謝を込めて、県民から募集したメッセージや名前を刻印した特製シールをカイロスの機体に貼付して打ち上げ、県民の思いを宇宙へ届ける。
メッセージは、県民全体、串本町民、那智勝浦町民の3つの枠組みで各1000人、計3000人分を先着順で募集中。1人当たり30文字以内。スペースワン社と地域ボランティア団体「和歌山ロケット応援団」がスペースポート紀伊や串本、那智勝浦のロゴを入れた3種類の特製シールを共同製作し、そこにメッセージを刻印する。シールの大きさは縦横42㌢で、ロケットの上部に貼付する。素材などは未定。締め切りは11月30日。申し込みは和歌山ロケット応援団のホームページから。
宮﨑泉知事は会見でスペースワン側からメッセージプロジェクトの提案があったことを説明し、「県としても県民が宇宙への夢、思いを託し、地域活性化、宇宙産業、教育の振興を目指す機会として協力していきたい」。3号機の打ち上げ時期については「現時点で聞いていない。スペースワンは打ち上げの2カ月前に発表すると言っているので、それを待っている」と述べた。


