車での帰宅中、娘2人が対向車とすれ違うたび、その車のライトが「ついてるー」「ちょっとついてるー」「ついてないー」とはしゃいでいた。1カ月ほど前は「ついてないー」が多かったが、10月も下旬になり、もうほとんどが「ついてるー」。会社を出るころはそうでもないが、保育所を出て、家に着くころはもう暗く、「秋の日はつるべ落とし」という言葉を実感する。
県警によると、日の入り前後1時間の薄暮時間帯は例年、死亡事故が多発。この時間帯は、周囲の視界が徐々に悪くなり、車や自転車、歩行者の発見が互いに遅れたり、距離や速度が分かりにくくなったりするためという。2020年から5年間の薄暮時間帯の死亡事故発生状況で「日の入り時刻と重なる午後5時台から7時台に多く発生」「薄暮時間帯には自動車と歩行者が衝突する事故が最も多く発生」「事故類型別では横断中が約8割を占めていること」「横断場所の内訳では横断歩道以外での発生が約7割で、横断歩道以外を横断する歩行者の約7割に法令違反があること」が判明。自動車運転者は前照灯の早め点灯、歩行者や自転車利用者は明るい服装をしたり、反射材・ライトを活用したり、自分の存在を周囲に知らせるよう求めている。車のライトはハイビームが基本。正式名称は「走行用前照灯」といい、ロービームは「すれ違い用前照灯」という。使用方法としてロービームは前走車や対向車がある場合。ハイビームは名前にある通り、通常の走行を想定したライトになっている。
日の入りが早く視界が悪くなる薄暮が帰宅や買い物で人出が増える時間帯と重なる季節。帰宅中、気が焦りがちになるかもしれないが、そこは落ち着き、集中して交通安全を徹底しよう。(笑)


