わかやま寅さん会(西本三平代表)主催、映画「TОKYОタクシー」(11月21日から全国公開)の特別先行上映会が23日、和歌山市のジストシネマ和歌山で開催。山田洋次監督(94)と主演の倍賞千恵子さん(84)らが舞台挨拶を行った。


2回行われ、いずれも403席が満席。日高地方からも約100人が鑑賞した。倍賞さん演じる85歳の女性と木村拓哉さん演じるタクシー運転手が一日の旅で心を通じ合わせる物語で、最後には涙する観客の姿がみられた。上映後、山田監督や倍賞さんらが入場すると観客は大きな拍手とともに映画のロゴ入りハンカチを振って迎えた。司会進行は俳優の北山雅康さん。和歌山市出身の照明スタッフ土山正人さんも登壇した。山田監督は「こんなに大勢の方が来てくださってうれしい。映画を撮る時は、演じてもらうというよりもその人自身を撮るつもりで撮っている」、倍賞さんは「山田組は私にとって、お芝居だけではなく人間を教えてくれる学校です」など話した。撮影裏話等も披露されたあと質疑応答があり、「倍賞さんはなぜこんなにいつまでも魅力的なんですか」の質問に倍賞さんは笑って「知らない」と答え、山田監督が「さくら(寅さんの妹)はエプロンに買い物かごだったが、すみれはブランド物を着こなす役。それがとても自然だった」など話した。
寅さん会御坊支部代表の橋本厚洋さん(御坊市)は「超一流の方々のすごさに触れるいい機会になり、日高地方から参加した皆さんもとても喜んでくださいました」と話している。


