優秀な技術や技能を有し、後進の指導、育成にも多大な貢献をしている建設技能者を顕彰する国土交通省の建設マスターと建設ジュニアマスターが決まり、建設ジュニアマスターに日高地方から総合設備業株式会社第一テック(本店・田辺市)の第一種電気工事士、野手壮輝さん(38)=御坊市湯川町財部=が選ばれた。

野手さんは08年3月、和歌山高専電気情報工学科卒業、4月から第一テックに入社。同年10月に電気工事士の第二種資格に合格し、12年に第一種を取得。翌13年には1級電気工事施工管理技士も取得した。現在は印南支店工事課Ⅱの課長を務める若きホープ。県内の国道やトンネルの照明設備、大型映像装置設置などの工事に技術者や監理の立場で携わっており、卓越した技術、技能で施工し、いずれも高い品質が評価されている。また、これまで16年間にわたり、適切な保護具の使用や作業前手順の確認を徹底することで無事故、無災害を達成。最新の技術と工法動向にも精通し、後輩の育成にも力を入れ、多くの従業員の模範となっている。
受賞には「照明設備など高い場所での作業が多く、安全に細心の注意を払いながら、工事の品質はもちろん、電気の配管など見た目の出来栄えにもこだわっています。ジュニアマスターの受賞を聞いて驚きましたが、大変光栄なことだと思います。後輩のいいお手本として一層精進し、次は建設マスターを目指して頑張ります」と話している。
今回、県内の受賞者は建設マスターが4人、建設ジュニアマスターは野手さんが唯一。顕彰式典は28日、東京の文京シビックホールで行われる。


