最高賞の賞状を手に浜田さん

 日本歌人クラブの2025年度近畿ブロック短歌大会が23日に大阪市天王寺区の大阪府教育会館で開かれ、はまゆう短歌会の浜田佳世子さん(82)=美浜町浜ノ瀬=の作品が最高の日本歌人クラブ賞を受賞した。

 近畿各府県から325首の出品があり、浜田さんの入賞作品は「夏みかんの黄の実を捥げば肩の荷を下ろしたるごと枝はね上がる」。家の庭に古くから夏みかんの木があり、毎年5~6月にはたくさんのマーマレードを作って知人らに贈るのを習慣としている。受賞作品は大きな実を捥いだ時に㔟いよく枝がはね上がる時の感覚を詠んだ。この大会ではこれまでにも入賞経験はあるが、最高賞の受賞は初めて。「感じたままに素直に詠んだ歌で、評価していただけてとてもうれしいです。短歌は心の支えとなってくれており、つらい時にも、夜寝る前に景色や花など見たものを短歌に詠めば気持ちがすっきりして眠ることができました。これからもいい歌を詠んでいければと思います」と喜びを話している。