御坊市塩屋町南塩屋にある大栄環境株式会社の御坊リサイクルセンターで進められていた第2期管理型最終処分場の建設工事が完了し、併設する水処理施設の試運転を経て早ければ今月末にも稼働する。第1期の処分場と同じ県内最大規模の埋立容量を誇り、第1期分が今月8日現在、98%の利用でほぼ満杯となる中、新たな施設の確保で循環型社会の推進に一役買ってくれそうだ。

同センターは2006年5月に地元森岡区が御坊総合運動公園東側にある区有地の有効活用や地元雇用確保へ誘致を決議した経緯があり、13年3月に県の設置許可を受け、14年11月に着工、16年末に完成し、17年3月から稼働。県内初の民間管理型最終処分場と産業廃棄物中間処理施設が整備されている。第1期の処分場は当初、稼働から15年後の32年で満杯となる計画だったが、高速関連工事の産廃土や災害廃棄物の搬入量増加などで予想より早く満杯となる見通しとなり、東隣接地に第2期処分場を建設することになった。
第2期処分場の埋立面積は7万387平方㍍、埋立容量は137万5856立方㍍。建設工事は23年2月から進められてきた。既設処分場と同様に遮水シートや漏水検知システムを導入するなど、環境への万全の安全対策が施されている。事業費は約40億円。施工は株式会社大林組(本社・東京都港区)。稼働は35年までの10年計画。処理する廃棄物は廃プラスチックや紙くず、木くず、がれき類など10種。稼働日数は年間約300日を予定している。
センターでは現在従業員40人のうち30人(御坊市16、日高郡14)が地元雇用。地元森岡区から要望が出されている、処分場跡地へのスポーツ公園整備なども今後進めていく。また、御坊市が制定した最終処分場埋立物負担金条例に基づき、大栄環境から第1期処分場の分として市に納められた負担金額は計3億522万円となった。埋立物1㌧当たり1000円で算出しており、第2期処分場分は9億6400万円になる見通し。


