近年、人生100年時代と言われるようになった。医療やテクノロジーの進歩で平均寿命が延びており、御坊市内でも100歳以上は20人以上おられる。市長らのお祝い訪問の際に取材をさせてもらっているが、しっかりしゃべって肉などよく食べるという元気な人が多く、戦前、戦後の激動の時代を生きてきた、たくましさを感じる。いかに健康に歳を重ねて、老後を充実した生活にしていくのかが大きな課題だと言える。
先日、筆者は健康診断で便に血が混ざっているということで再検査。結果はポリープがあり、いまのところは切除の必要がないということだったが、がん化のリスクもあるというので来年には切除しようと思う。あと虚血性大腸炎もあったが、軽症のようだ。さらに筆者は尿酸値が高くなってきたため、内科を受診して薬を飲むことに。あと胃カメラでは潰瘍の跡があったほか、「頸部異所性胃粘膜」や「食道裂孔ヘルニア」と呼ばれる症状も。よく分からないがまれにがんが発生する場合もあるそうで、経過に注意が必要だという。
筆者は人生100年時代の折り返しを過ぎ、最近体力の衰え、体の不調を感じることが増えてきた。もっと年配の頑張っている人からすれば「何をいっているのか」と叱られそうだが、あらためて適度な運動や食事の見直し、定期健診の必要性と大切さを感じる。運動は一応週1回、40分程度のウオーキングを続けているが、足りていないだろう。あとはビールの飲み過ぎにも注意か。仕事や日常生活でのストレスともうまく付き合いながら、健康第一を心掛けたいところ。もちろん、言うのは簡単。意識を高く、まず実践しなければ。 (吉)


